2015年03月
こんにちは! 訪問いただきありがとうございます。
気温20℃、サクラも一気に咲きそうな暖かさですね。
今日は珍しく工作の話しです。
先日、NHKの「おはよう日本」で便利グッズを紹介する「まちかど情報室」で見たんです。
スマホ用のマクロ、ワイド、魚眼レンズのセット。
スマホに取り付けて標準では撮れない写真を撮るグッズで、同じようなレンズは何種類かありますが紹介されていたのは3000円くらいの物でした。
ワイドや魚眼はあまり出番はないでしょうからマクロだけでいいのではなかと思います。
「じぃちゃん」もマクロで取りたいと思う被写体に出合う事がありますが、重たいカメラを持ち歩くこともできないのでスマホですませてしまいます。
レンズ1枚にン千円を出す気にもならないので作って見たんです。
家のある拡大鏡で試してみましたが倍率が大きすぎてダメ。
何か適当な物がないかと考えて、思いついたのが100円ショップで見かけた双眼鏡です。
なんたって100円ですからダメ元で買ってきました。
中国製で倍率は2倍って書いてありますが完全に子供のおもちゃ程度です。
レンズはプラスチック製で直径が25ミリと手頃。鏡胴の部分を金ノコで切り取ります。プラですから簡単に切れました。これだけじゃスマホに固定できないのでCDケースの裏蓋に使っている黒いプラ板を適当に切って接着剤で貼り付けスマホのレンズに合う穴を開けて完成。
プラスチックですから静電気で切りくずがビッシリと付きますが水で洗えば簡単に取れます。
出来上がったのをスマホのレンズに合わせて洗濯ばさみで挟めばOK。
テストの結果は予想通りでした。
「じぃちゃん」のスマホはピントが合う被写体までの最短距離が約70ミリです。
これに作ったレンズを取り付けると50ミリくらいまで寄れます。
テストに撮ったのがこの写真、ラザニアの花です。
ただし、撮るのは結構難しい。被写界深度が浅く、ミリ単位でピントがずれてしまうし、ブレもシャッターボタンに触れるだけで大きくブレます。
この写真はセルフタイマーを使ってバーストモードで撮ったもので、レンズの収差が気になりますが手作りとしてはまぁまぁでしょう。
本体をしっかり固定すれば結構いけると思いますが、そこまでやってはスマホカメラの手軽さは無くなってしまうのでこれで終わりにしておきます。
レンズ任せですから前ボケも後ボケもありです。
これが手作りレンズ
都心の開花宣言は一昨日、ここ三鷹も街のサクラがチラホラと咲きはじめています。
今日は「ばあちゃん」のユニットでお茶会がありました。
会場の設定を手伝ってとの依頼があってタイミング良く、仕事がお休みの娘と一緒に出かけます。
平日ですがご家族の皆さんも参加されて賑やかなお茶会です。
家族も参加してのお茶会は初めてゞ、家族間の交流を深めるようと職員さんが計らったのかと思っていましたが、このお茶会にはマサカのサプライズが仕組まれていたんです。
職員さんを含めて二十数名ですから会場設定は大袈裟かな!
テーブルを並べ替えて足りない椅子をプレイルームから運んで設定は終了。
じいちゃんはプロジェクタースクリーンとピント調整でおしまい。
午前中にユニット全員で造ったというお菓子とお茶が運ばれてお茶会のはじまりです。
最近、入居された利用者さんもいらっしゃるので先ずは自己紹介から。
照明が落とされスクリーンに映し出されるのは去年からの催しや日常生活での写真、退所された方々の笑顔もあって、その時どきの光景が甦ります。
利用者、ご家族、職員さんを交えて話しが弾み、そろそろお開きかと思う頃、ユニットリーダーの職員さんからお話しがありますとの発言に何事かと緊張の一瞬。
実は、と話しはじめたのは配転のお話しです。辞令の発令はまだでしょうから公式な発表はできませんね。そこで考えたのがお茶会だったんです。
だろうが前提の話しでは、リーダーと「ばあちゃん」が3年間お世話になった男性職員さんが離れるとのこと。 多分、彼はご栄転だと「じぃちゃん」は思いましたね。
年度末の転勤、移動は致し方ないし、それぞれが配転で成長するわけですから喜ばしいことです。
と、言う訳でお茶会は一転して歓送会になりました。
長い間、本当にお世話になりました。「ばあちゃん」に代わってお礼を申し上げます。
サクラ咲く時期は、惜別の・・そして新しい出会いの時期でもありますね。
施設で一番先に咲くサクラの木は目立たない建物の裏側にあります。
「サクラの花は下を向いて咲く」 娘がテレビで得た知識ですが「じぃちゃん」もはじめて知りました。
じぃちゃん
東京生まれの東京育ち、普通の爺さんです。
元気でいられるのも皆様のご支援のお陰と感謝しています。
ブログを通して多くの皆様と絆が深まればと、テーマもなく思うがままに書いていますが読んで下さる方がいる限り書き続けたいと願っています。