風邪が頑固に治らない。熱もなく喉の痛みもなくなったのに声はハスキーボイスのままだ。
月曜日の夜からは腹痛と下痢まで攻めてくる。 下痢は治まったが腹痛は続く、明日には良くなるだろうの繰り返しで5日が経ってしまった。
治るだろうの期待も空しく、昨夜も深夜に痛くて目が覚めてしまった。
我慢も限界、娘が休みの日の今朝、掛かり付けの医者まで送ってもらう。
一番で行ったつもりが、待合室は既に10人ほどの混みよう。 待つこと1時間15分、やっと診てもらう。
要領よく前回からの経過と症状を報告。
一通りの診察のあと、先生が今の風邪はお腹の来るんですよ、喉も炎症があるから炎症が治まれば良くなりますよとおっしゃる。
前回とは違う薬も出ているからあと1.2日で治るだろうとまたまた期待。
痛いのも厭だが晩酌もできないのが辛い。 一生の内に呑める酒の量は決まっているから一月も呑まないと損したような気分だ。
月末なのでデーターを集計したら今月はジムにも6回しか行ってないので単価は高く、元が取れない。
食欲もないけど喰わなければ余計体力も落ちるのでお昼はホットバナナ2本食べて薬を飲んだ。
3時間が経過した今は腹痛もなくなりゴロゴロも消えた。
これで治れば万々歳だ。 どうでもいいから早くお酒が飲みた~い。
昨日は「ばあちゃん」に会いに行ったが鼻声だった風邪も完全に治り元気よく車椅子で動き回っている。
七分袖に夏物のズボン、腰も痛みは全くないという。羨ましき限りだ。
ケアハウス・ロビーのイルミネーション
昼間は見ても綺麗じゃないね
2012年11月
高齢者講習会を受講する日のことだ。 雨は降ってもダウンを着て行くほどの事もあるまいと予報を信じて薄着で出掛けたのが大間違い。
この日の三鷹付近は12℃と真冬並みの寒さに加えて風と雨、やっと治りかけた風邪がぶり返してしまったのかクシャミと鼻水がとまらない。 身体が冷えてしまったのでお腹の具合まで悪くなってしまった。
気象庁を恨んでも仕方ないが、こんな大はずれしても 「暖気が予想より北上しなかった」なんて弁解している。
それを予測するのが仕事じゃないのかって言いたいところだ。
運動も13日以来休んだままでいるせいか、今朝は足が痙攣を起こす。 まだ、本調子ではないが少し動かなければとジムへ。 2週間も休んでしまったので、うっすらと汗をかく程度で止めておく。
一人暮らしは気楽と云えば聞こえは良いが、私の場合は些かだらしない生活と云う方が適切だろう。
キッチンを使う事はあっても掃除はしないからフードもタイルも油でベタベタ。 フィルターも目詰まりして役に立っていない。
お湯を沸かそうとしてガステーブルの上に油がたれているのを見て”こりゃいかん”と半年ぶりの掃除を始める。
フードだけとはじめたが、どこもかしこもギトギトで範囲はタイルからガステーブルまで広がり、3時間掛けて磨き上げることになった。
やる気になればできるものでキッチン周りはピカピカに。疲れたがツルツルのタイルは気持ちがいい。
before ガステーブル
after
フードもタイルもピカピカに
三年経つのは早い、運転免許更新のため 「高齢者講習会」 を受けてきた。
高齢化が進むにつれ、受講者は増える。 一日に受講できる人数には限度があるから更新間際では受講できない可能性もある。
更新は来年だが早めに受けとけば間違いはないと思い、予約を入れておいた今日はあいにくの空模様。
75歳を過ぎると 「認知機能検査」 も受けなければ 「高齢者講習会」 が受けられない事になっている。
勿論、有料だ。 免許証を更新するのに受講料、更新手数料と合計8000円が必要になる。
免許がなければ生活に支障を来すから高いと思っても受けない訳には行かない。
ゴールド免許も60歳台までは5年有効だが 「高齢者講習会」 を受けてからは3年になってしまう。
自動車の運転適正には個人差があるから年齢だけで区切られてしまうのは些か不公平だと思うが、お上に楯突いても制度が変わるとも思えないので従うしかあるまい。
高齢になれば体力も運動能力も低下するのが当たり前。 できることなら運転はしたくないが、そうも行かない事情もある。 まあ、できるだけ運転しないように心掛けるとしよう。
「高齢者講習会」 は 「自動車教習所」 などが実施しているが、今日は前回と違う教習所を利用した。
若年層の減少で経営も楽ではないのだろうか、サービスの良いのに驚いてしまう。
講習中は、お茶も出てくる。ロビーはレストランと間違えてしまうほど豪華なものだ。 言葉も丁寧で、昔の ”教えてやる経営” からは想像もできない大変身ぶり。
帰りにはエレベータの前にスタッフが並んで 「ありがとうございました、三年後にまたお会いしましょう」 と声を掛ける。 内心、三年後はあの世かも知れないよと外へ。
さすがに駅まで送ってはくれない。 ザッザ降りの冷たい雨の中を駅へ急ぐ。
忌々しい風邪は10日近くになると云うのにまだ時々咳が出る。早く医者に診てもらえばよかったと後悔しきり。
週のはじめ頃は、熱こそ出なかったが咳と痰で何をする元気もなく、ブログも投稿しないので購読されている皆さんには余計にご心配をお掛けする結果となってしまう。
さすがにジムはまだ無理と休んだでいるから、折角鍛えていた筋肉もだらけてしまっただろう。 仕方がない、風邪が治ったらやり直すとしよう。
「ばあちゃん」 も変わりはないか心配だが風邪を移してはいけないと行かずにいた。
昨日、一週間ぶりで顔を出すと相変わらず元気ですこぶる上機嫌である。職員のNさんが勤務しているからだ。
ずっと観察していると職員のNさんやIさんが居るときは機嫌がいいのだ。
機嫌の悪いときは 「ここ、変わったの」 とか 「知ってる人が誰もいない」 などと云う。
思うに、「ばあちゃん」 は自分の思いを表現する言葉を忘れてしまい、このような言葉で表現しているのだ。
つまり、「知ってる人が誰もいない」 は、NさんやIさんが居ないと言う事であり、その人達が居ないから 「ここ、変わったの」 になる。
こんな時に私が話を聞いてやり、絡まった糸を解すように少しずつ説明する。
「今日はNさんはお休みで代わりにYさんが居るだろ」 「うん」 「Yさんも今は他の人をお世話しているから」 「そうなの大変ね」 その瞬間は理解できているのだが次の瞬間、糸はまた絡まってしまうのだ。
こんな会話を何十回も繰り返すのだが、表情は次第に穏やかになり、いつか 「誰もいない」 は忘れてしまい笑顔を見せてくれるようになる。
エレベーターホールまで見送りにくる 「ばあちゃん」、車椅子の転がし方もすっかり一人前になった。
ドアーが閉まるまでニコニコしながらバイバイをしている。
じぃちゃん
東京生まれの東京育ち、普通の爺さんです。
元気でいられるのも皆様のご支援のお陰と感謝しています。
ブログを通して多くの皆様と絆が深まればと、テーマもなく思うがままに書いていますが読んで下さる方がいる限り書き続けたいと願っています。