じぃちゃんのblog

身の周りの出来事など気の向くままに書いてます

2011年12月

「真澄」を懐かしむ

 4.5日前、用事で駅前に行く。市営の無料駐輪場の向かいにある酒屋の大きな張り紙が目にとまる。
「あらばしり 真澄(生樽酒)」入荷とある。「真澄」には懐かしい想い出があるのだ。

 昭和38年~42年頃、勤めていた会社の営業所が武蔵小金井の駅前にあり、現在は長崎屋となっている場所だ。 その裏通りに「真澄」と言う居酒屋があって、満州(中国東北部)から引き上げてきた品のよい老夫婦が営む10人も入れば満席になる小さな店だ。近くに学芸大学があり、職員なんかが常連客であった。
 満州で作り方を覚えたという水餃子が売りで、酒は信州からの直接仕入れだとか。特に「生樽」は飲める時期が決まっているので、入荷すると「入りましたよ」知らせてくれる。同僚と毎夜の如く呑みに行くので顔なじみもできる。
縁は異なものとはよく言ったもので、顔なじみの一人が女子事務員といい仲になりその後、結婚した。
半年ほど前、彼女から電話があり、ご主人は亡くなったそうだ。
 
 そんな想い出の「生樽」に出合い、迷わず店内へ。四合瓶でと思ったが正月も近いし吞兵衛の孫達にも美味い酒をご馳走しようと一升瓶を買い求めた。
生だから味が変わり易い。先ずはお毒味に呑んでみると樽独特の香りが一層昔を思い起こさせる。
味は、先日飲んだ「びゃっこいの泉」には遠く及ばないが、喉ごしはまずまずで、飲み口がいいから一合がすぅっと入ってしまった。 ラベルを見たら18度と書いてあるので飲み過ぎだ。 残りは正月の楽しみにしておこう。

 今年は震災をはじめ大変な年でしたが来年はどんな年になるのでしょうか。
地震、津波、原発、洪水などで被災された方々にあらためてお見舞いを申し上げ今年の書き納めとさせていただきます。  皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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ライトアップされたタワーに

 東京スカイツリーがライトアップされているそうだ。一方、東京タワーはスカイツリーが見える新名所になった。
私が東京タワーを初めて見たのは、着工間もない1958年(昭和33年)頃だと思う。
丁度、その頃受けた、ある国家試験の試験会場が現在の港区役所のあたりだったので試験会場の窓から半分ほど建っていたタワーが良く見えていたのが印象に残っている。 50年以上も昔の話だ。

 あの頃はみんなよく働いたものだ。盆も正月もなく、ひたすら働いていたように思う。仕事はいくらでもあり、働けば働くほど収入もあった時代で、所謂、高度経済成長期の初期だが私の記憶では生活は決して楽ではなかった。
やがて一億総中産階級などと浮かれた時代を迎える事になるが現在の経済状況と較べれば、当時は正に夢のまた夢の様に思える。
働きたくても職場はなく、世界的な不況の中で、震災、原発事故に追い打ちをかけられ途方にくれている方々を思えば、倹しくはあるが生活ができるのは本当にありがたいことだ。

綺麗にライトアップされたタワーを見るにつけ、半分だけ建っていた時代の数々が思い起こされる。

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東北復興産直市へ

 夕方の Live「ニャンカメが行く」で、東北復興産直市の放映があった。
何処かで見たような場所だなと思ったら何と三鷹駅だ。
 
 早速行って見たが店は駅ナカなので入場券を買わないと入れない。
JRも抜け目なく復興産直市を観光客の集客宣伝に利用している。
観光もしたいが復興支援が目的だから取り敢えず駅ナカへ。規模は小さいが結構な品数がそろえてあった。
 青森県の「干し柿」と福島の「リンゴ」を買って復興に協力させてもらう。

 被災地は少しずつ復興しているようだが先はまだ遠い。
来年は復興に弾みがつくことを願いながら改札を出る。
 夕方の駅前は暮れの買い物客で賑わっているが見聞きする世相ニュースは気が重くなるものばかり、来年はどうなることやら・・鬼が笑うから止めておこう。

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新語”イケダン”に思う

 朝食をしながらNHKの「おはよう日本」を見る。
”イケダン”って言う聞いたことがない話題が放映されていた。
イケダンとは(イケるダンナ)だそうだ。早い話、奧さん孝行な亭主のことだ。
今どきは共稼ぎ家庭が多いから亭主が家事や育児の手伝いをするなんて当たり前だと思っていたが、そうでもないようだ。

 何と「イケダン育成書」が売れているんだとか?。
番組が終わってから少し変だなと考える。私の想像だから違っていたらご勘弁を願いたい。
一緒になる前はお互いの事は交際中に知っていたはずだろう。「あなたの為なら何でもします」なんて思っていたろうに。
 子供ができて共稼ぎ、疲れた体で家事までは辛かろう、わかるわかる、同情するよ。
でもね、私に言わせりゃ、あんたが男を見る目がなかったからじゃないのとなってしまう。今からでも遅くはない「イケダン育成書」を読んで亭主を変身させよう。

 家事、育児の手伝いをしない男がいるのも情けない話だ。亭主関白なんて言葉は今は通用しない言葉だよ。
私なんか、自慢じゃないが”イケダン”の鑑のような存在だ。育児はないが家内の面倒から家事一切をやってんだから。 (小さな声で) 本当は疲れるから”イケダン”はしたくない。

 今年も残り僅かだ今日は”イケダン”になりきって「ばちゃん」の爪を切って上げよう。

みんなで食べれば・・

 月に2回の診察日も今日が今年の最後、予約が早い時間なので8時に病院へ。
今朝は寒くて自転車で走ると耳が千切れそうだ。
待合室は温かく、起きてから間もないというのに居眠りしてしまう。

 午後からは今年最後の忘年会へお付き合い。
早稲田の穴八幡へお守りを買いに行くつもりでいたが娘が行くというので買ってきてもらうことに。
「一陽来復」のお札は、お金に不自由しないとされているが今まで一度もご利益に与った事はない。
ご利益があったからこの程度の不自由ですんでいると思えばいいのかも。
まあ、「一陽来復」のお札をかざるのも年中行事の一つだろう。

 今夜はクリスマスイブとあって夕食によばれる。どんな理由があってクリスマスにローストチキンやケーキを食べるのかは知らないが私にとっては理由なんかはどうでも構わない、一人で食べれば焼き鳥だがみんなで食べればローストチキンだ。 久しぶりで豪華な夕食を戴き大満足のイブ。

暗い帰り道にイルミネーションが輝いている家が一軒だけありました。

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 ローストチキンに寿司とワイン
 和洋折衷、何でもありの食卓






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 一軒だけ飾られたイルミネーション












プロフィール

じぃちゃん

東京生まれの東京育ち、普通の爺さんです。
元気でいられるのも皆様のご支援のお陰と感謝しています。
ブログを通して多くの皆様と絆が深まればと、テーマもなく思うがままに書いていますが読んで下さる方がいる限り書き続けたいと願っています。

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